親身な弁護士を探そう

障害認定のような複雑な仕組みを利用するなら、やはり法律の専門家の手助けは外せません。つまり、弁護士です。弁護士といえば裁判のときのサポート的役割のようなイメージが大きいかもしれませんが、実際は法律全般のプロフェッショナルに他なりません。交通事故の状況、病院での診断結果などを伝える、もしくは家族に伝えてもらうなどして、適切に対応してもらいましょう。

とはいえ、弁護士であれば誰でも良いかといえば、そうでもありません。弁護士それぞれで得意な法律分野というものがありますし、また性格もそれぞれでしょう。自分の状況に見合った弁護士を選べてこそ、理想の結果に期待が持てます。

パソコン見極めのポイントとしては、たとえば実績についてです。自分と同等の後遺症を発生した被害者を過去に担当しており、さらに良い結果に導けている、そんな実績情報が確認できるようであれば、大いに期待がもてるでしょう。弁護士のホームページの多くでは、実績や口コミの紹介がされています。参考にすると良いでしょう。

また、被害者感情をしっかり考えてくれるかどうかも大切です。大ケガを負った、さらには後遺症までみられるとなれば、精神的に相当参っている可能性も高いです。適切な言葉選びや礼儀をもって、本当の意味で親身に接してくれる弁護士でなければ、共闘するパートナーとしてふさわしくありません。人当りに関しても、こだわってください。

〔参考リンク〕交通事故後遺症

障害認定を知ろう

後遺症も恐ろしいですが、そのさらに上をいく状態というのも存在します。前述で紹介した後遺症のうち、自賠責基準の等級にあてはまるものに関しては、後遺障害と呼ばれます。自賠責基準の定義を満たすことで、こちらに認定されると、一般的な後遺症以上に重篤であると判断され、より高い損害賠償を受けることにも繋げられます。多大な怒りを少しでも和らげるべく、こちらにも注目してみてはいかがでしょう。

目が見えない人自賠責基準は、主に第14級から第1級に分けられています。症状が軽ければ軽いほど第14級に近く、重篤なものの場合はより値が小さなものとなっていきます。例として、第1級についてご紹介しましょう。後遺障害等級1級には、両目の失明や、咀嚼・発声機能が廃するケース、四肢の半分を損失、もしくは麻痺で使えなくなるといった内容となっています。生活に著しく影響する障害となっており、充分な保証が求められるケースになっています。

第1級ともなれば、損害賠償額は第14級あたりの比ではありません。第14級では、100万円以下の保証が設定されています。とはいえ、むちうちなどの軽度な症状も該当するため、基準内の症状に関しては十分でしょう。その点第1級の例をみると、四肢麻痺・意思疎通不可能で2,600万円、遷延性意識障害で2,800万円、頭部外傷後遺症で3,000万円など、大きな保証に繋がります。交通事故に遭ったら、障害認定についてもしっかり確認しておくべきです。

後遺症の恐ろしさ

交通事故交通事故で大ケガを負うだけでもショックを受けますが、後遺症まで残るとなれば、精神的ダメージはかなりのものでしょう。後遺症にもレベルがそれぞれありますが、いずれにおいても従来通りの快適さ、感覚は少なからず失われるわけです。人生を交通事故に奪われるといっても過言ではないので、できれば巻き込まれたくないものです。

まず、交通事故における後遺症の基準について確認していきましょう。後遺症は、単純に説明するといわば治療の末に残ってしまったケガや症状のことです。急性期症状と呼ばれる、ケガをした当時の症状を治療しても、機能障害や神経症状が残る際にもちいられる言葉です。猛スピードの鉄の塊にぶつかられるわけですから、人体が不具合を起こしても何ら不思議ではありません。

後遺症まで生じてしまうと、悔しさのベクトルは交通事故を起こされたことだけに留まらないはずです。自由を奪われた、人生を奪われた、そんな絶望感もまた怒りに変換されてくるのではないでしょうか。そうした気持ちを少しでも和らげる存在が、損害賠償です。精神的な苦痛をフォローする慰謝料と同時に、直接的な治療費が手に入れられるのも大きいでしょう。後遺症が起これば、治療後も何かと通院を続けなければならないはずです。自己負担では大変ですが、損害賠償があれば幾分か楽に継続することができます。

なくすべき交通事故

いまや車は、日本人の生活においてとても身近なものとなりました。あると便利どころか、なくては仕事が限定される、社会的に未熟であると判断されるなど、もはやあって当たり前の必需品のような位置づけですらあります。かつては贅沢品のような存在であっただけに、急激な文化の発展に感動を覚えてなりません。

怪我ですが、車が身近な存在になるということは、メリットばかりでもありません。それにより、重大なデメリットも合わせて目立ってきています。それは、交通事故発生リスクです。近年は問題視され、交通整備も進んできていますが、完全になくなるにはほど遠い現状です。巨大な鉄の塊が猛スピードで走行するため、交通事故が起こった際には被害者に重大なケガを負わせることとなってしまいます。それこそ、一時的なケガではなく、あとに残るもの、人生の可能性を狭める規模のものまで、さまざまです。もちろん、死亡事故も少なくありません。

今回記事内で特集しているのは、交通事故が起こるケースの中でも後遺症が残ったときの対応です。交通事故は、多くの場合歩行者側が被害者でしょう。過失が一切ないにもかかわらず、ただただ運転者の不注意により不慮の事故に巻き込まれる、そんなケースも大いに考えられます。にもかかわらず重大な後遺症が残るというのは、何とも理不尽です。交通事故時の後遺症ケースには、どのように対応すればいいかを理解しましょう。しっかりと損害賠償を請求して、遺恨が残らないよう状況をまとめたいところです。